Hueco&Bishopツアー2015〜Bishop編〜
こういう一つのツアーのことをこんなに感覚を空けて更新するのもどうかと思いますが、一応書いておこうかな笑
もうだいぶ前の話なのでうろ覚えなことも多いですががんばります。
丸一日かけて1600kmを走破し、今回の最大の目的地であるBishopにたどり着きました。
初日からとても暑かった気がします(うろ覚え)
初日からガンガンとばすこころ氏on Plain High Dyno V10
初日から前回のツアーで宿題になってしまったLittle Forgotten V10が登れたりして前回よりは強くなってるかもということを感じつつ、もう少し強くなっている予定だったのにという焦りも感じたり。
それでも今回のツアーの目的はマンダラV12。三年前?手も足も出ず課題に挑むこともせずに逃げ帰ってきた課題。今回はその為に決めたツアーで、それが登れたらオッケーと自分に言い聞かせて今回のBishop編は始まりました。
何日目か覚えてはいないけどマンダラトライの初日は以前のツアーでの一番良いトライと同じようなトライが普通にできて一安心。やっぱり少し強くなってるかも。
しかしあわよくばという程の成長ではなく、深追いせず。
これが登りたくて来たんすよ。
日中は暑いので他の課題もあまり触らず、なるべく朝かナイトでのトライ。マキタ持っていってほんとに良かった。
マンダラは皮問題やコンデション問題がシビアなので(今思うとそうでもなかったようにも思う)なるべく万全の状態でトライ。時間もあるしゆっくりじっくり攻めました。
とはいっても他でなにもしてない訳ではなく、登りたかったStained Glass V10や(二日かかった)、いましさん、こころのスペクターのトライに混じってムーブ起こしてみたり。色々。
Stained Glass V10はナイトで完登。使用シューズはストラトス。エッジングに優れたストラトスが相性ばっちりでした。
マンダラ二日目はカチに指が揃い始めるも午前中の短い時間ではモノにできず暑くなってきて終了。
三日目は初めてマンダラをナイトでトライ。この日はめちゃ寒くてコンデションはばっちり。
一番の核心だった一手目が初めて止まった!でもその後のムーブで迷ってしまって三度一手目を止めるも完登はならず。こんなにコンデションが良い日はもう二度と無いかもしれないのに決めきれず嬉しくもがっかりな日でした。
こころ氏はマンダラSD V14を完登!一回最上部で落ちてきたときは今日じゃないとも思ったけど、圧巻の登りで決めてくれました。ナイス!
この日に指を切ってしまったので傷が塞がってからマンダラ4日目。
三日目に抜群のコンデションで持ちきれなかった一手目のカチをコンデション的には劣る今日、再び止めることができるのかと不安が大きく、とても緊張していました。
しかし幕切れは突然に。
入念にアップし、最初のトライ。完璧に一手目を捉え、その後のムーブもぶれること無くイメージ通りの登りで完登。上部のカチがとてもシャープだったのは覚えている。
不細工に、しかし落ちることの無いマントルを返している最中、
「ああ、また自分は最良の時を逃してしまったのか。この課題をもってしても溢れるような感動にたどり着けないのか。情けない。」
こんなことを考えながらリップに座り込んだ。
マンダラのトライは終わってしまったのだ。またしても自分は「可能」への挑戦しかしていなかったのだ。
もちろん嬉しい。しかしそれとは相反する感情を抱いて少しリップで座っていた。
マンダラのトップの形状はリップからなだらかにスラブになっている。落ち着いたところで最後のスラブを登りきった。登りきった時に、ちょうど同じ頃にアンブロシアV11を登りきったカウロ・トラベルシの弟(名前は忘れた汗)がグランパの上に立っていて、自分に「Good Job!」と言ってくれた。
その瞬間感情があふれてきた。憧れ続けてきた課題を、今、自分の手で登ってきた。自分を認めてやってもいいじゃないか。そう思うと抑えきれなかった。
反省は沢山ある。でもまずは結果に喜ぶことにした。Bishopの素晴らしい景色を眺め、落ち着くまで岩の上でゆっくりした。クライミングしてて良かった。
その後のクライミングはそれはそれはぐだぐだで、A Maze of DeathV12に延べ7日かかり、全く目的でなかったScanner Darkly というV12にはまり倒してツアーを終えた。
夢に見ていた自分は当然マンダラは登れて、他のV13やV14にトライしていた。
しかし現実の自分はもっとひ弱で愚かだった。
またBishopにかえって来れるなら、理想の自分に近づいていたいと思います
いつもこんな反省文ばっかり(^^;;)
次もがんばろー!
みんなありがとー!!!
もうだいぶ前の話なのでうろ覚えなことも多いですががんばります。
丸一日かけて1600kmを走破し、今回の最大の目的地であるBishopにたどり着きました。
初日からとても暑かった気がします(うろ覚え)
初日からガンガンとばすこころ氏on Plain High Dyno V10
初日から前回のツアーで宿題になってしまったLittle Forgotten V10が登れたりして前回よりは強くなってるかもということを感じつつ、もう少し強くなっている予定だったのにという焦りも感じたり。
それでも今回のツアーの目的はマンダラV12。三年前?手も足も出ず課題に挑むこともせずに逃げ帰ってきた課題。今回はその為に決めたツアーで、それが登れたらオッケーと自分に言い聞かせて今回のBishop編は始まりました。
何日目か覚えてはいないけどマンダラトライの初日は以前のツアーでの一番良いトライと同じようなトライが普通にできて一安心。やっぱり少し強くなってるかも。
しかしあわよくばという程の成長ではなく、深追いせず。
これが登りたくて来たんすよ。
日中は暑いので他の課題もあまり触らず、なるべく朝かナイトでのトライ。マキタ持っていってほんとに良かった。
マンダラは皮問題やコンデション問題がシビアなので(今思うとそうでもなかったようにも思う)なるべく万全の状態でトライ。時間もあるしゆっくりじっくり攻めました。
とはいっても他でなにもしてない訳ではなく、登りたかったStained Glass V10や(二日かかった)、いましさん、こころのスペクターのトライに混じってムーブ起こしてみたり。色々。
Stained Glass V10はナイトで完登。使用シューズはストラトス。エッジングに優れたストラトスが相性ばっちりでした。
マンダラ二日目はカチに指が揃い始めるも午前中の短い時間ではモノにできず暑くなってきて終了。
三日目は初めてマンダラをナイトでトライ。この日はめちゃ寒くてコンデションはばっちり。
一番の核心だった一手目が初めて止まった!でもその後のムーブで迷ってしまって三度一手目を止めるも完登はならず。こんなにコンデションが良い日はもう二度と無いかもしれないのに決めきれず嬉しくもがっかりな日でした。
こころ氏はマンダラSD V14を完登!一回最上部で落ちてきたときは今日じゃないとも思ったけど、圧巻の登りで決めてくれました。ナイス!
この日に指を切ってしまったので傷が塞がってからマンダラ4日目。
三日目に抜群のコンデションで持ちきれなかった一手目のカチをコンデション的には劣る今日、再び止めることができるのかと不安が大きく、とても緊張していました。
しかし幕切れは突然に。
入念にアップし、最初のトライ。完璧に一手目を捉え、その後のムーブもぶれること無くイメージ通りの登りで完登。上部のカチがとてもシャープだったのは覚えている。
不細工に、しかし落ちることの無いマントルを返している最中、
「ああ、また自分は最良の時を逃してしまったのか。この課題をもってしても溢れるような感動にたどり着けないのか。情けない。」
こんなことを考えながらリップに座り込んだ。
マンダラのトライは終わってしまったのだ。またしても自分は「可能」への挑戦しかしていなかったのだ。
もちろん嬉しい。しかしそれとは相反する感情を抱いて少しリップで座っていた。
マンダラのトップの形状はリップからなだらかにスラブになっている。落ち着いたところで最後のスラブを登りきった。登りきった時に、ちょうど同じ頃にアンブロシアV11を登りきったカウロ・トラベルシの弟(名前は忘れた汗)がグランパの上に立っていて、自分に「Good Job!」と言ってくれた。
その瞬間感情があふれてきた。憧れ続けてきた課題を、今、自分の手で登ってきた。自分を認めてやってもいいじゃないか。そう思うと抑えきれなかった。
反省は沢山ある。でもまずは結果に喜ぶことにした。Bishopの素晴らしい景色を眺め、落ち着くまで岩の上でゆっくりした。クライミングしてて良かった。
その後のクライミングはそれはそれはぐだぐだで、A Maze of DeathV12に延べ7日かかり、全く目的でなかったScanner Darkly というV12にはまり倒してツアーを終えた。
夢に見ていた自分は当然マンダラは登れて、他のV13やV14にトライしていた。
しかし現実の自分はもっとひ弱で愚かだった。
またBishopにかえって来れるなら、理想の自分に近づいていたいと思います
いつもこんな反省文ばっかり(^^;;)
次もがんばろー!
みんなありがとー!!!
by dkclimb | 2015-06-02 14:09 | BISHOP